一般社団法人地域活性化支援機構では SDGsの二つの目標にチャレンジしています

ジャパンライスプロジェクト
6期作超短稈稲水耕栽培システム

最近の国連統計では、気象変動、内戦さらに資源不足で悩む飢餓の人々が子供たちを含め世界で8億2,000万人も支援を待ち望んでいると言われています。

本システムは、日本古来からの米作りを基本に20余年という長きにわたり先端技術を駆使し「幻の自然種」とも言える水耕稲籾を開発し、災害にも影響されることなく、収量も通常米と比較して28.6倍という驚異の生産量を屋内栽培により可能しました。

完全無農薬水耕栽培稲の6期作(年に6回収穫)を確立し、「日本の技術が世界の飢餓を撲滅する」を合言葉に商業ベースにまで達しました。

革命的本システムこそが、国連が提唱する2030年をアジェンダとするSDGs(Sustainable Development Goals)のゴールの一つである「飢餓をなくす」ことに貢献できると自負しております。

廃棄プラスチック油化プラント事業

昨年の国連気候行動サミットで地球温暖化問題対策の熱い議論が展開されましたが、廃棄プラスチックの海洋汚染も国際的に深刻な問題となっております。
2050年には、「廃棄プラスチックの量が海にいる魚を上回る」というショッキングな報告がありますが、ダボス会議で有名な世界経済フォーラムは、アジア諸国の発生によるものが82%を占めていることを指摘しています。

このアジアの廃棄プラスチックは、海流に乗って日本に押し寄せている事実があります。日本海側の対馬・佐渡島・隠岐島等各地、またに種子島・奄美、国東・串本などの太平洋側にも漂着して深刻な環境汚染を引き起こしています。

その上、日本は世界第3位の廃棄プラスチック輸出国です。中国が2017年に廃棄プラスチックの輸入規制をして以来、台湾や東南アジアに輸出先を求めましたが、それも輸入規制の厳格化をしていて日本の廃棄プラスチックは行き場を失いつつあるのが現状です。
この現状を踏まえると国内での廃棄プラスチック処理は焦眉の問題です。

本プラントは、SDGsの「海の豊かさを守ろう 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」という目標にコミットすると共に、コミュニティ内、または、コミュニティの近くに廃棄プラスチック油化装置を配備して、コミュニティのエネルギー源にすることを計画しています。この油化装置は比較的リーズナブルで処理能力が高く、各自治体の廃棄プラスチック油化処理にも活用できるでしょう。