ごあいさつ

地球と生命の未来を想いながら

私たちの暮らす地球は、太陽系の中で唯一の様々な生物が息づく「命の営み」に満ちた「水の惑星」です。私たちは、その恩恵の中で太古からの人類の歴史を重ねてきたのです。

しかし、その人類の歴史が築いた文明が、地球環境問題や私たち自身の健康を害する食生活を生み出し、そして、人類の遺産というべき文化や知恵を忘れさせてしまう状況があります。
特に、地球温暖化が招いた天候の大変動が、私たちの生活を脅かしています。
また、世界そのものを飲み込んだコロナウイルスの猛威は、今までの生活や考え方を根底から変えなければならない事態を私たちに直面させています。

私が社会人として出発した頃はテレビ放送初期の美術部門を担当し、テレビ界初の美術専門会社である特技宣研株式会社を設立、その技術と経験を評価されて大阪万博・沖縄博・つくば万博等の多数イベントに携わって参りました。
その後、博覧会が国際博覧会から地方博覧会の時代を迎え、私は、地域にこそ日本を支える底力あると感じるようになりました。
GATTからWTOに移行する時期に、一般社団法人地域活性化支援機構の理事長として農業と養生法をシステム・デザインする「リフレッシュビレッジ構想」に携わるようになりました。
農業をベースした地方創生を提案する活動は、それ以前の「イベント屋」時代を優に上回る時間が経過しています。

かつて、リフレッシュビレッジ構想の根幹であった「身土不二」「薬食同源」「食は命なりき」のプロジェクトテーマは、やがて、LOHAS(Lifestyle of Health and Sustainability)との出逢いへと受け継がれていきました。
その後、この概念を日本に展開するNPO LOHAS CLUBを設立、世界的な潮流であるオーガニック志向、そして持続可能なライフスタイルの実現を目指すLOHASが日本の未来を拓くテーマであると確信し、そして、「LOHAS アグリカルチャー・パーク構想」を考案するに至りました。現在、本構想による地方創生プロジェクト提案を各地でしております。

この提案を進める中で、地球環境問題にもアプローチする地域システム提案を盛り込み、国連が提唱するSDGs(Sustainable Development Goals)のチャレンジとして、持続可能な再生可能エネルギープロジェクト、そして、食糧問題解決のための「スマートアグリ植物工場プロジェクト」を同時に進めております。
また、私たちの健康は、人・動物・環境の健康バランスがあってこそ守られるという観点から提唱された「One Health(ワンヘルス)」をテーマとした総合ペットランド計画も「LOHASアグリカルチャー・パーク構想」に加えて、快適で心豊かなコミュニティ創造を推進しています。

このサイトは、日本のあるべき姿、地球本来の持続可能な自然環境を取り戻すために何が必要かを模索し実行するサイトです。
そして、この国、この地球の素晴らしさを共に楽しむライフスタイルを創造する事こそ、このプロジェクトの目的です。
また、プロジェクトを充実させる実践活動が、正に、私の終の棲家を建てることだと考えております。
皆様と共にこのライフスタイルを心から楽しんで参りましょう。

一般社団法人地域活性化支援機構 理事長